30歳、
いや35歳、
いやいや38歳。
長く現役を続けていて、
結果をしっかり残している。
ほんとに最近ではめずらしくない、
いわゆるベテランと言われている選手。
何歳からがベテランなのかは、
定義はないけど……。
若いころは、
体力、機動力でゴリゴリいけたけど
年齢を重ねるとそれができなくなる。
そうなると、
「何で勝負するの?」
ってなるんですよね。
体力で勝負できないなら、
やはり頭脳で勝負する。
真向勝負をしないで、
力技ではなく身体を使わないで
頭を使うのです。
それで言うと、
ボクサーではないですが、
トリックスターと呼ばれていてた、
元総合格闘家の須藤元気さんが試合前に
詰将棋で戦略をみがいていたのを今でも
よく覚えています。

彼の試合はとても
面白く、攻めの中で戦略をはさんで
ディフェンシブにならない展開を生んでいました。
残念ながら、
20代で引退しまいましたが。
もっと試合を観たかったなぁ……
逆にガードをがっちりと固めて、
亀の状態でディフェンス重視な試合。
毎回ディフェンスがメインの
選手を誰が応援するでしょうか?
攻防がなく退屈な試合は、
観たくはないですよね。
今回はオフェンシブな選手が
「長く現役を続けるためには?」を
記事にしました。
ぜひ、最後まで読みすすめてください!
相手の頭の中に「!?」を出す

これどういうことかと言うと、
引き出しが多いってことです。
引き出しが多い=攻めのパターンが多い
攻めのパターンが多いと、
変化のあるボクシングができるのです。
回を追うごとに、
変化のあるボクシングをされたら
どうなるでしょうか。
前半は単調な攻撃で、油断をさせておいて、
後半にいきなり今までに無いパンチを打ってくる。
「えっ?こんな攻撃ができるの?」
今まで見せてこなかった攻撃に
面喰います。
まさに、
「聞いてないよ~」状態。
たとえば野球の試合でピッチャーが、
ストレートとカーブしか投げなかっとたします。
「あーこのピッチャーは2種類の球で勝負なのね」
油断、安心します。
ところが、回を追うごとに
スライダーやフォークボール、
さらにシンカーを投げてきたら
驚きませんか?
まだそんな隠し玉いや
引き出しあったのか!?
驚き…いや、焦りますよね?
一瞬「ん?」って
相手に考えさせるんです。
考えるといろんなところに
思考がはりめぐらされ脳を使います。
脳を使うとやたら疲れる

先ほどかるく紹介した、
須藤元気さんで例えてみましょう。
え?
「彼はボクサーではないけど」って
思いました?
スミマセン、
その辺はお許しを。

須藤元気さん(向かって左)
さっそく背中を見せていますね。
普通、格闘技は相手と
向き合って戦うのがセオリー。
これは相手選手からしたらかなり想定外、
とういか「はい?」ですよね。
須藤さんのように、
ここまでやると極端ですが、
想定外のことをやられると脳が
かき回されるのです。
セオリーにないことをされると
脳を使います。
私でたとえると、
以前、接客業をしていましたが、
時々いらっしゃるんですよね、
クセのあるお客さんが。
言い方は悪いけど、
チョットめんどくさい方。
結果的に
クローズ(商品が売れる)して
売上がたって良かったのに、
「今日は、やけに疲れたなぁ……」
そんな時はたいてい、
いつもより脳を、フル回転させているんです。
いつもの何倍も、
考えさせられている。
バタバタと忙しく、
身体を使うよりも疲れる。
脳って酸素をとても消費するんですよね。
上手くいかないと、
「どうしよう、どうにかしなきゃ」って
焦って、考えて脳を使う。
勢いのある若手選手がコロっと負ける理由
「10戦10勝10KO、今一番勢いのある期待のホープ!!」
この選手がベテラン老獪(ろうかい)な
チャンピオンのベルトに挑戦。
こんな見出しを見かけたら、
あなたはどう思いますか?
「若手ホープが勝でしょ」
わたしなら絶対にそう思います。
なぜなら、
- 若い
- 強い
- 期待値
この三拍子がそろうから。
でもこういった選手が、
案外コロっと負けたりする。
フィジカルで圧倒していても、
最終的に削られて負ける。
ベテランの選手の引き出しの多さ、
テクニックに翻弄されて考えさせられて
脳をかき回されて消耗するのです。
ボクシングは心理もふくめて、
脳、身体すべてを鍛えないと
勝てないスポーツなのです。
まとめ
若いから強い、
ベテランの選手は勝てない。
そんなことは決してなくて、
ある程度のレベルまでいくと
思考の戦いになってきます。
以前、井上尚弥選手が
「ボクシングは頭を使うスポーツなんです」
とおっしゃっていました。
「確かに!」
ほぼ同じ練習をしていても
なぜ実力の差がでるのか
不思議ですよね。
もちろん、
生まれ持っての動物的な強さ
運など目に見えない要素はあります。
しかし思考は無限な存在で、
鍛えかた次第でいろいろな可能性を
秘めています。
ボクシングはいかに
相手のパンチをもらわないで
自分のパンチを当てるかを競う
面白くて奥が深いスポーツです。
また騙し合い、
足元をすくって思考の
競い合いも観るものを魅了します。
ただ強いだけだでは
なかなか長く現役を続けることは
難しいのかなと感じている今日この頃です。
いろんな見方や意見もあって良いかと
思い今回、記事にしてみました。
年内はボクシングイベントが
盛りだくさんです。
一緒に楽しんでいきましょう!

